【オンライン開催】2/4(日)第19回適正技術フォーラム『適正な再生可能エネルギー利用とは』

                                                                           angie-warren, Unsplash

近年、カーボンニュートラルな社会への転換が求められる中、国内外で再生可能エネルギーの導入が進んでいます。日本においては、とくに太陽光発電を中心に導入が進められ、その結果、電力に占める再生可能エネルギーの割合は2割を超えました。しかしながら、その一方、大規模に導入された再生可能エネルギー施設の環境影響が懸念されるようになってきました。現在の再生可能エネルギー開発は「適正」なのでしょうか?また、「適正」な再生可能エネルギー開発があるとすれば、それはどのようなものなのでしょうか? 今回のフォーラムでは、まず、国内外の再生可能エネルギー導入の現状や、コミュニティー・パワーとしての再生可能エネルギー導入の実際、ならびに欧州における再生可能エネルギーの適正な導入の取り組みについて、各発表者からご報告いただきます。そして、それらをふまえて適正な再生可能エネルギー利用とは何かに関する議論を深めます。

【日時】2024年2月4日(日) 14:00~16:50                                                   (オンライン開催⦅Zoom⦆)
※お申込みいただいた方に詳細をお知らせいたします。

【参加費】無料

【定員】80名

【主催】適正技術フォーラム

プログラム

14:00~14:05  オープニング

14:05~14:40 『再生可能エネルギー・国内外の動向』 

                      講師: 根本泰行 (ATFJ理事、足利大学教授)

14:40~15:15 『再エネ市民事業の現在地~「市民発電所台帳2023」から』

                    講師: 山﨑求博氏(市民電力連絡会 副理事長)

15:15~15:20  休憩

15:20~16:05 『再生可能エネルギー・省エネと適正技術普及・地域発展、欧州のし

                     くみを参考に』 講師: 歌川学氏(産業技術総合研究所 主任研究員)

16:05~16:45 パネルディスカッション・質疑

                     モデレーター: 田中直(適正技術フォーラム共同代表)

16:45~16:50  閉会

講師/モデレーター プロフィール

■根本 泰行(ねもと やすゆき)

足利大学教授。2004年、上智大学において博士(工学)取得後、足利工業大学(現・足利大学)講師、2007年足利工業大学准教授、2012年足利工業大学教授、現在に至る。2016年~2018年の間、エチオピア国立アディスアベバ科学技術大学環境工学部長を務める。再生可能エネルギー、熱流体工学の研究に従事。2017年より適正技術フォーラム理事。


■山﨑 求博(やまざき もとひろ)

NPO法人市民電力連絡会副理事長。NPO法人足元から地球温暖化を考える市民ネットえどがわ事務局長。1969年東京都生まれ、江戸川区在住。東海大学文学部史学科東洋史専攻卒。地方公務員として働く傍ら、大学時代に出会った自然農法から環境問題に興味を持ち、1997年に地域の仲間とNPO法人足元から地球温暖化を考える市民ネットえどがわ(足温ネット)の設立に参加。1999年に「市民立・江戸川第一発電所」を建設し、現在、区内3カ所で市民発電所を運営。2014年に再生可能エネルギー発電事業に携わる市民・団体のネットワークである市民電力連絡会の設立に参加し現職。このほか、NPO法人気候ネットワーク理事、認定NPO法人えどがわエコセンター理事、江戸川区エコタウンえどがわ推進計画策定委員(2008年、2018年)などを務める。


■歌川 学(うたがわ まなぶ)

産業技術総合研究所主任研究員。東北大学大学院工学研究科機械工学専攻博士前期課程修了。博士(工学)。通産省工業技術院公害資源研究所入所。組織改編で現在に至る。温暖化対策技術選択評価、脱炭素にむけた技術導入ロードマップ、対策シナリオと地域発展の研究に従事。自治体計画策定支援なども実施。欧州自治体の技術導入における専門的知見共有のしくみを調査。著書に「スマート省エネ」(東洋書店)、「炭素排出ゼロ時代の地域分散型エネルギーシステム」(日本評論社、共著)、「エネルギー自立と持続可能な地域づくり」(昭和堂、共著)など。


■田中 直(たなか なお)

適正技術フォーラム共同代表。ユニバーサル・コープ型協同組合PUSTEKLIM 統括マネージャー。技術評論家。1976年、東京大学工学部卒業後、石油会社で石油精製プロセス管理、廃プラスチック再生加工、バイオテクノロジー、排水処理などの業務に従事する一方、1987年の設立当初から35年間(1999年より専従)、国際協力NGO、APEX代表・代表理事を務める。理学博士。著書に『適正技術と代替社会-インドネシアでの実践から』(岩波新書)、『現代適正技術論序説-近代科学技術に代わる技術体系をめぐって』(社会評論社)、編著書に『転換期の技術者たち』、『第三世界の問題を考える』(剄草書房)、『エネルギー問題-工業化社会の自然と労働』(社会評論社)など。


【お申込方法】

〇適正技術フォーラム会員の方

メールタイトルを「第19回適正技術フォーラム参加申し込み(会員)」として、お名前明記の上、info@atfj.jpまでメールでお申込み下さい。

〇一般の方

メールタイトルを「第19回適正技術フォーラム参加申し込み(一般)」として、お名前、ご所属、メールアドレスを明記の上、info@atfj.jpまでメールでお申込み下さい。

※折り返し事務局よりご参加要領をお知らせいたします。

【主催】適正技術フォーラム

【事務局・お問い合わせ】
適正技術フォーラム事務局
〒110-0003
東京都台東区根岸1-5-12 井上ビル
TEL:03-3875-9286 (在宅勤務中のため、メールでのご連絡が便利です)
Email:info@atfj.jp

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