Nicholas Doherty, Unsplash

今日、地球規模の環境・資源問題の観点などから、社会のエネルギー源を、化石燃料等から再生可能エネルギーへと急速に転換していかなければならないことはいうまでもありません。再生可能エネルギーの中でも洋上風力発電は、その膨大なポテンシャルなどから注目され、大きな期待を集めています。一方、その導入に当たっては、技術面・経済面の課題とともに、自然環境への影響、地域社会との協調、技術の巨大化にともなう固有の問題等に配慮しつつ、適正な利用をはかっていく必要があります。今回のフォーラムでは、洋上風力発電に関する現状を把握しながら、大きな視野で、その今後の望ましいあり方を展望します。

【日時】2024年6月1日(土) 14:30～17:00                　　                              　　　（オンライン開催｟Zoom｠）
　　　　　※お申込みいただいた方に詳細をお知らせいたします。

【プログラム】

14:30～14:35  オープニング

14:35～15:25 『世界ならびに日本の洋上風力発電の現状と展望』　

                       講師:牛山 泉(足利大学名誉教授・顧問、ATFJ理事・特別顧問)

15:25～16:15 『洋上風力発電と地域社会の協調－ドイツならびに日本の事例をふま えて』

　                   講師: 竹内彩乃氏(東邦大学理学部生命圏環境科学科准教授)

16:15～16:20  休憩

16:20～17:00  パネルディスカッション・質疑

　                    モデレーター: 古沢広祐(國學院大學研究開発推進機構客員教授)

【参加費】無料

【定員】80名

【お申込方法】

〇適正技術フォーラム会員の方

メールタイトルを「第21回適正技術フォーラム参加申し込み(会員)」として、お名前明記の上、info@atfj.jpまでメールでお申込み下さい。

〇一般の方

メールタイトルを「第21回適正技術フォーラム参加申し込み(一般)」として、お名前、ご所属、メールアドレスを明記の上、info@atfj.jpまでメールでお申込み下さい。

※折り返し事務局よりご参加要領をお知らせいたします。

【講師/モデレーター プロフィール】

■牛山泉(うしやま いずみ)

足利大学顧問・名誉教授。適正技術フォーラム特別顧問。1971年上智大学大学院理工学研究科博士課程修了。足利工業大学(現足利大学)機械工学科専任講師、助教授を経て1985年より教授。2008年足利工業大学長を経て、2016年より同学理事長。2024年より足利大学顧問。工学博士。1970年代より風力発電の研究開発に携わり、これまでに文部科学大臣賞、WREC国際再エネ会議パイオニア賞、WWEC世界風力エネルギー会議栄誉賞、日本機械学会畠山賞などを受賞。NEF新エネルギー産業会議議長、NEDO洋上風力発電委員長、経済産業省・国土交通省の洋上風力発電合同委員会委員長などを歴任。風力及びエネルギー関連著書25冊。

■竹内彩乃(たけうち あやの)

東邦大学理学部生命圏環境科学科准教授。2012年、東京工業大学において博士（学術）取得後、ドイツのエコセンターNRW、PN Power Plants AGで再生可能エネルギー事業に関わった後、名古屋大学環境学研究科特任助教を経て2017年より現職。再生可能エネルギーと地域共生や気候変動問題への市民参加をテーマに、現場と関わりながら研究を進めている。著書（共著）に『都市を学ぶ人のためのキーワード事典 これからを見通すテーマ24』（学芸出版社）など。

■古沢広祐(ふるさわ こうゆう）

國學院大學研究開発推進機構客員教授。(NPO)「環境・持続社会」研究センター代表理事。大阪大学理学部(生物学科)卒業、京都大学大学院農学研究科(農林経済)研究指導認定、農学博士。國學院大學経済学部(経済ネットワーキング学科)教授を定年退職後、客員教授。著書に『今さらだけど「人新世」って?』(WAVE出版)、『食・農・環境とSDGs : 持続可能な社会のトータルビジョン』(農山漁村文化協会)、『みんな幸せってどんな世界』（ほんの木）、『食べるってどんなこと？』（平凡社）、『地球文明ビジョン』(NHKブックス)他。

【主催】適正技術フォーラム 

【事務局・お問い合わせ】
適正技術フォーラム事務局
〒110-0003
東京都台東区根岸1-5-12 井上ビル
TEL:03-3875-9286 (在宅勤務中のため、メールでのご連絡が便利です)
Email:info@atfj.jp