【オンライン開催】12/6(土)第26回適正技術フォーラム『協同組合の歩みとその新しい地平-持続可能な社会を拓けるか』

                                                                       Yogesh Pedamkar, Unsplash

国連は、これまで協同組合が、貧困と飢餓の解消、社会的包摂政策の支援、気候変動への対応、社会的連帯経済の推進などさまざまな分野で持続可能な社会の形成に寄与してきたことを評価しつつ、2025年を国際協同組合年と定めて、協同組合のさらなる振興を促しています。混迷と分断を深める世界の中にあって、今後の、持続可能で人々が人間らしい豊かな暮らしを営むことができる社会の形成に向けて、協同組合は非常に重要な役割をはたしうると考えられます。今回のフォーラムでは、これまでの協同組合の歩みとその到達点を見据えながら、その課題を考え、新しい地平と可能性を展望します。

【日時】2025年12月6日(土) 14:00~17:00                                                   (オンライン開催⦅Zoom⦆)
     ※お申込みいただいた方に詳細をお知らせいたします。

【プログラム】

14:00~14:05  オープニング

14:05~14:50 『世界の協同組合の歴史・到達点、現状と課題』 

                      講師: 栗本昭氏 (日本協同組合連携機構 特別研究員)

14:50~15:30 『人間的な仕事・つながりの創出をめざす協同労働の働き方と労働者

        協同組合法』

                    講師: 田嶋康利氏(⦅一社⦆協同総合研究所 副理事長)

15:30~15:35  休憩

15:35~16:15 『人格としての資本・人間のための技術 -〈ユニバーサル・コープ〉

        の拓く世界』

                      講師: 田中直(適正技術フォーラム共同代表、ユニバーサル・コープ

         型協同組合PUSTEKLIM統括マネージャー)

16:15~17:00  パネルディスカッション・質疑

                     モデレーター: 古沢広祐(國學院大學研究開発推進機構客員教授)

【参加費】無料

【定員】100名

【お申込方法】

〇適正技術フォーラム会員の方

メールタイトルを「第26回適正技術フォーラム参加申し込み(会員)」として、お名前明記の上、info@atfj.jpまでメールでお申込み下さい。

〇一般の方

メールタイトルを「第26回適正技術フォーラム参加申し込み(一般)」として、お名前、ご所属、メールアドレスを明記の上、info@atfj.jpまでメールでお申込み下さい。

※折り返し事務局よりご参加要領をお知らせいたします。

【講師/モデレーター プロフィール】

■栗本  昭(くりもと・あきら)

1949年生。東大生協常務理事,日本生協連国際部長、生協総合研究所理事・主任研究員,法政大学連帯社会インスティテュート(大学院)教授を経て,現在一般社団法人日本協同組合連携機構特別研究員(シニア・フェロー)。2001~2005年,2021~23年に国際協同組合同盟(ICA)調査委員会委員長をつとめ,現在はICA協同組合のアイデンティティ諮問グループ委員,ICA世界協同組合モニター運営委員。主著に『連帯経済』(共著,明石書店 2007年),『危機に立ち向かうヨーロッパの生協に学ぶ』(監修,コープ出版 2010年),『社会的経済が拓く未来』(共著,ミネルヴァ書房 2011年),『大転換期の総合JA』(共著,家の光協会 2011年),『協同組合の役割と使命』(共著,家の光協会 2011年),『コ・プロダクションの理論と実践』(共著,大阪大学出版会 2023年),『協同組合法の課題と新しい協同組合』(共著,JCA,2024年)。英語論文多数。

■田嶋 康利(たしま やすとし)

1964年広島県福山市生まれ。1989年東京理科大学理工学部卒業後、理工系出版社勤務を経て、1998年に日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会センター事業団に入職。地域福祉事業推進本部・東京事業本部事務局長、九州事業本部本部長など。地域福祉関連・公共サービス・生活困窮者自立支援などの事業推進を担当、また労働者協同組合法の法制化運動などに携わる。2007年協同総合研究所専務理事、2011年よりワーカーズコープの連合会事務局長、2017年より連合会専務理事を歴任。2025年7月より一般社団法人協同総合研究所副理事長に就任、現在に至る。

■田中直 (たなか なお)

適正技術フォーラム共同代表。ユニバーサル・コープ型協同組合PUSTEKLIM統括マネージャー。1976年、東京大学工学部卒業後、石油会社で石油精製プロセス管理、情報処理、バイオテクノロジー、排水処理などの業務に従事する一方、1987年の設立当初から35年間(1999年より専従)、国際協力NGO、APEX代表・代表理事を務める。2023年よりPUSTEKLIM統括マネージャー。理学博士。著書に『適正技術と代替社会-インドネシアでの実践から』(岩波新書)、『現代適正技術論序説-近代科学技術に代わる技術体系をめぐって』(社会評論社)、編著書に『転換期の技術者たち』、『第三世界の問題を考える』(剄草書房)、『エネルギー問題-工業化社会の自然と労働』(社会評論社)など。

■古沢広祐(ふるさわ こうゆう)

國學院大學研究開発推進機構客員教授。(NPO)「環境・持続社会」研究センター代表理事。大阪大学理学部(生物学科)卒業、京都大学大学院農学研究科(農林経済)研究指導認定、農学博士。國學院大學経済学部(経済ネットワーキング学科)教授を定年退職後、客員教授。著書に『今さらだけど「人新世」って?』(WAVE出版)、『食・農・環境とSDGs : 持続可能な社会のトータルビジョン』(農山漁村文化協会)、『みんな幸せってどんな世界』(ほんの木)、『食べるってどんなこと?』(平凡社)、『地球文明ビジョン』(NHKブックス)他。


【主催】適正技術フォーラム 

【事務局・お問い合わせ】
適正技術フォーラム事務局
〒110-0003
東京都台東区根岸1-5-12 井上ビル
TEL:03-3875-9286 (在宅勤務中のため、メールでのご連絡が便利です)
Email:info@atfj.jp

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