【オンライン開催】3/15(土)第24回適正技術フォーラム『核融合・新型炉を考える-その実像・展望・課題』
ben wicks, Unsplash
今日、エネルギー源の脱炭素化が喫緊の課題となっていますが、選択肢のひとつとして、核融合や、安全性を高めた新型原子炉の開発と実用化が注目されています。それらは膨大なポテンシャルをもつ一方、その技術的・経済的実現可能性や、安全性・環境への影響・巨大技術に固有の問題等、私たちの社会に与える影響は未知数な面が多いと思われます。今回のフォーラムでは、これらの技術の現状を把握しつつ、それらがはたして持続可能な形で利用できるものなのかを、さまざまな角度から考えます。
【日時】2025年3月15日(土) 14:00~16:45 (オンライン開催⦅Zoom⦆)
※お申込みいただいた方に詳細をお知らせいたします。
【プログラム】
14:00~14:05 オープニング
14:05~15:05『核融合技術はどこまで進んだか-世界の現状・展望・課題』
講師: 佐藤浩之助(九州大学名誉教授・核融合科学研究所名誉教授)
15:05~15:55『新型原子炉の虚実-その持続可能性を問う』
講師: 後藤政志(元東芝 原発設計技術者、原子力市民委員会委員)
15:55~16:00 休憩
16:00~16:45 パネルディスカッション・質疑
モデレーター: 古沢広祐(國學院大學研究開発推進機構客員教授)
【参加費】無料
【定員】80名
【お申込方法】
〇適正技術フォーラム会員の方
メールタイトルを「第24回適正技術フォーラム参加申し込み(会員)」として、お名前明記の上、info@atfj.jpまでメールでお申込み下さい。
〇一般の方
メールタイトルを「第24回適正技術フォーラム参加申し込み(一般)」として、お名前、ご所属、メールアドレスを明記の上、info@atfj.jpまでメールでお申込み下さい。
※折り返し事務局よりご参加要領をお知らせいたします。
【講師/モデレーター プロフィール】
■佐藤浩之助(さとうこうのすけ)
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九州大学名誉教授、核融合科学研究所名誉教授、東海大学客員研究員。東京大学教養学部基礎科学科卒、同大学院理学系物理学博士課程修了(理学博士)。名古屋大学プラズマ研究所(助手、助教授、教授)、九州大学応用力学研究所・同高温プラズマ理工学研究センター長等を歴任。合わせて、米国プリンストン大学プラズマ物理研究所客員研究員(1981-82)、プラズマ・核融合学会理事・副会長、文部省学術国際局学術調査官(併任1988-92)、プラズマ理工学国際会議(ICPP)議長(2008)、同アドバイザリー委員(1994-2024)、中部電力顧問、東海大学・東京理科大学・東京大学非常勤講師等を務める。電気学会学術振興賞進歩賞受賞(1979)。 |
■後藤政志(ごとうまさし)
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元原子炉格納容器設計者。博士(工学)。原子力市民委員会委員。東芝在籍時、原子炉格納容器の設計と圧力と温度に対する強度や耐震強度を研究。福島第一原発事故直後から、原子力プラントの設計技術者として、原子力発電の技術的な問題について発言してきた。星槎大学非常勤講師。現代技術史研究会会員。 |
■古沢広祐(ふるさわ こうゆう)
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國學院大學研究開発推進機構客員教授。(NPO)「環境・持続社会」研究センター代表理事。大阪大学理学部(生物学科)卒業、京都大学大学院農学研究科(農林経済)研究指導認定、農学博士。國學院大學経済学部(経済ネットワーキング学科)教授を定年退職後、客員教授。著書に『今さらだけど「人新世」って?』(WAVE出版)、『食・農・環境とSDGs : 持続可能な社会のトータルビジョン』(農山漁村文化協会)、『みんな幸せってどんな世界』(ほんの木)、『食べるってどんなこと?』(平凡社)、『地球文明ビジョン』(NHKブックス)他。 |
【主催】適正技術フォーラム
【事務局・お問い合わせ】
適正技術フォーラム事務局
〒110-0003
東京都台東区根岸1-5-12 井上ビル
TEL:03-3875-9286 (在宅勤務中のため、メールでのご連絡が便利です)
Email:info@atfj.jp